懸案事項だったEちゃんとの散策が良い形で終わった。ここ3日ぐらい、開催形式の変更や当日のイメージ構築のために不安定になっていたが、合流してしまえば即興で距離感を縮める事が全然できた。即興の間は意識がかなり絞られていて、頭の中で考えをまとめる余裕がない。ほとんど無意識の案内で会話や行動を進めていった。この即興の楽しみ方は、性欲に隠れているが、女の子と遊ぶ時の楽しさの一つであるように思う。
また遊ぼうという約束をして別れた。これが恋愛関係に深まっていくかは自分次第だとも思う。女性との関係はいつも能動的にしか進められなかった。次に誘うのが昼のカフェか、夜のワインバルかで答えは変わってきそう。高い確率でカフェを選びそうだけれど。
昼に会う女性とは恋愛関係に移行できる気がしない。かといって禁酒している自分が居酒屋に誘う動機が少ない。居酒屋ではない夜の食事どころを見つける事なのだろうか。でも今はそんなに気持ちが盛り上がっていない。
実際に喋ってみると普通な部分が、他の女の子と変わらない部分がよく見えてしまって「女神」の状態が解けてしまったのかも知れない。その方が急に告白するような愚行を回避できて良い。
Eちゃんは普通の女の子だった。そして飛び抜けて可愛いわけではない。その点では以前の恋人やKさんの方が女神として役割にうまくハマっていた。ただし遭遇する確率と性格の近縁さについては2人よりもずっと高い。女神ではなく隠れ家として必要としている気配はある。隠れ家は性欲を必ずしも必要としない。
ただ、このような隠れ家的な女性との付き合い方をしていくと、恋愛関係へのジャンプの仕方や動機を忘れてしまいそうになっている。そこはやはり向こうから協力を得なければ多分ダメで、自分の力で左右しすぎるものでは無いのかもと思いつつ、婚期を逃して不安定な解に流れていきそうな気がして少し不安にもなる。